初出場で優勝!トリマーとして活躍する金澤未有さん

「ワンちゃんたちのため」という業界共通の

想いをもって働くトリマー人生は毎日が楽しい

進路ガイダンスでトリマーの仕事に出会う

―トリマーを志したきっかけは?

 

幼い頃から動物が好きで、祖母の家の犬や小動物とよく遊んでいたこともあり、なんとなく「私は動物関係の仕事に就くのかな」と感じていました。高校生の時、校内で実施していた進路ガイダンスの際に、動物関連の専門学校の先生のお話をうかがう機会がありました。それを足がかりにして専門学校の学校見学に行き、「トリマーって本当に素敵な仕事だな」と感じたのが、トリマーを目指すきっかけになりました。

専門学校の「犬学(けんがく)」が役に立った

―専門学校の学びで役に立ったことは?

 

専門学校では、犬の骨格や体のつくり、また歩き方などを教えてくれる犬学という授業がありました。犬学で学んだ知識があれば、「この子は後ろ足が普通より前気味だな」とか、「しっぽの位置が低いな」などの欠点がわかるので、欠点をカバーしたりその子に合ったカットができるし、ワンちゃんの特徴をお客さんにも教えてあげることができます。このように、動物に関する基礎が学べたことは、仕事にとても役に立っています。

ワンちゃんに負担をかけないトリミング

―今働いているお店の特徴は?

 

Radiantでは、スタッフ全員がワンちゃんに負担のないトリミングを心がけています。トリミング中にもワンちゃんにたくさん声掛けをしてあげて、安心してもらえるようにしたり、身体に触れるときも痛くないように、作業をやさしく丁寧に行います。とはいえ、時間をかけてもワンちゃんの負担になってしまいます。Radiantではやさしさや丁寧さと併せて、手際の良さも重視しています。また、お客さんとのコミュニケーションを大切にしているのも、Radiantの特徴ですね。

デザインカットコンテストで優勝

―昨年コンテストで優勝されたそうですね

 

はい。全日本動物専門教育協会が開催しているデザインカットコンテストですね。日本全国からトリマーが集まり、1時間50分の中でデザイン重視のカットをワンちゃんに施し、その腕を競うコンテストです。競技中は、とても楽しみました。競技に参加している他のトリマーさんたちも、知っている方が多く、目が合うと笑って「お互い頑張ろうね」といった感じでした。今後もコンテストに積極的に参加して、そこで吸収したものをお客さんのために使いたいと考えています。

ワンちゃん好きが集まる優しい業界

―トリマー業界全体の雰囲気は?

 

Radiantのスタッフ同士もそうですけど、業界全体でとても仲がいいです。セミナーや懇親会などで一緒になった人たちとは、とても仲良くしていただいています。トリマーどうし皆、家族のような感じで、この業界で働いていることが、すごく楽しいです。このような雰囲気があるのは、皆ただワンちゃんような雰囲気があるのは、皆ただワンちゃんが好きで、ワンちゃんたちのために業界を良くしていきたいという共通の想いを、トリマー誰もが持っているからだと思います。

トリマーの仕事をめざす高校生へのメッセージ

ワンちゃんが好きという気持ちが一番大切

飼えるのであれば、ワンちゃんを飼っているほうが仕事の幅が広がります。飼えなくても、育て方の本を読んだりして、ちょっとずつでも自分の知識を増やしてほしい。「ワンちゃんが好き」という気持ちが根底にあれば、トリマーの仕事は楽しくできると思います。

Radiant(レディエント)
スタイリスト
金澤 未有さん

 

高校卒業後、東京愛犬専門学校を修了。ペットショップのトリマーとして活躍し、副主任を経験。その後、かねてからの憧れの人である世田谷のトリミングサロン「Radiant」のオーナーのもとで働くことになり、現在に至る。2016年10月に行われた、全日本動物専門教育協会のデザインカットコンテストでは、初出場にもかかわらず見事優勝を果たす。